19e Kinotayo Festival du cinéma japonais contemporain en France 現代日本映画祭 21 Novembre au 13 Décembre 2025

『悪い夏』

© 2025 “A Bad Summer” Film Partners

監督: 城定秀夫
出演: 北村匠海、河合優実、伊藤万理華、毎熊克哉、箭内夢菜、竹原ピストル、木南晴夏、窪田正孝
製作: 2025 | 本編: 115分 | ジャンル: サスペンス | 日本語音声・フランス語字幕

作品概要

第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞し「クズとワルしか出てこない」と話題を呼んだ染井為人の傑作小説を映画化。脚本は『ある男』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した俊英・向井康介。監督は、数多くの傑作を作り上げてきた鬼才・城定秀夫。そして主人公・佐々木を演じるのは、映画・ドラマの大ヒットが続く北村匠海。真面目に生きるも気弱な性格ゆえに犯罪に巻き込まれてゆく男の姿を渾身の力で体現する。

市役所の生活福祉課に勤める佐々木は、ある日「同僚が生活保護受給者のシングルマザーに肉体関係を迫っているらしい」との相談を受ける。面倒に思いながらも断りきれず真相究明を手伝うことになった佐々木は、その当事者である育児放棄寸前のシングルマザー・愛美のもとを訪ねる。その出会いが“地獄”の始まりだとも知らず……

城定秀夫

1975年9⽉2⽇⽣まれ、東京都出⾝。武蔵野美術⼤学在学中から8mm 映画を制作。同校卒業後、フリーの助監督として成⼈映画、Vシネマなどを中⼼にキャリアを積む。2003 年に映画『味⾒したい⼈妻たち(押⼊れ)』で監督デビューし、ピンク⼤賞新⼈監督賞を受賞。その後Vシネマ、ピンク映画、劇場⽤映画など100 タイトルを超える作品を監督。『アルプススタンドのはしの方』(20)『愛なのに』『⼥⼦⾼⽣に殺されたい』『ビリーバーズ』『夜、鳥たちが啼く』(22)、『恋のいばら』『放課後アングラーライフ』『セフレの品格(プライド)』(23)とコンスタントに作品を発表し2023年の第36回東京国際映画祭では「映画の職人 城定秀夫という稀有な才能」という特集プログラムが組まれるなど、注目を浴びている。

Bande-annonce (vosta)

les sous titres en français du film sont en cours de réalisation par nos équipes pour le festival