トロフィー
KINOTAYOの20周年を記念して、新しいトロフィーが制作されました。そのトロフィーは、我々の願いの本質である、フランスと日本の対話の成果を象徴しています。、フランスで「パリ組」によって紹介されている、100%日本製の革新的な素材「URCYL」を用いて制作されています。フランス人の漆芸家、ニコラ・ピノン氏がこの素材を昇華させ、見事なトロフィーに仕上げました。トロフィーは、「富士Fuji Wood Furniture」が特別に制作した木箱に収められ、受賞者に贈呈されます。
URCYL — 伝統に着想を得た未来のエコ素材
1万年以上にわたり、日本では漆の樹脂が、石油由来プラスチックに近い特性を持ちながら、生活のさまざまな器物を守り、その魅力を引き立ててきました。 現在、URCYLはこの受け継がれた知恵を再解釈し、漆樹脂に製材時の端材や間伐材から生まれた木粉を組み合わせることで、自然で持続可能、かつ革新的な新素材へと進化させています。 クールジャパンアワード 2025を受賞したURCYLは、責任あるデザインの新たな道を切り開く存在です。 フランスでは、URCYLは高い美意識と環境性を備えた日本のメーカーと素材を熱心に紹介する「パリ組」によって取り扱われています。
Nicolas Pinon - laqueur
2001年にエコール•ブール国立工芸学校を卒業したニコラ・ピノン氏は、日本の漆「うるし」にキャリアを捧げてきました。2006年には日本で大西長利氏に師事し、乾漆(かんしつ)の技法を学びました。それ以来、伝統と革新を融合させる道を探求し、3D印刷、彫刻、レーザー加工などを駆使して、古来の技芸の可能性を広げています。彼の作品は、国際漆展・石川 2023で銀賞を受賞しました。 第17回キノタヨ映画祭では、鶴岡慧子監督の『バカ塗りの娘』関連イベントに専門家として参加しました。 彼はキノタヨ映画祭の新しいトロフィーの制作を手掛けました。