Kinotayo 17e festival du cinéma japonais contemporain

アリーキャット

© 2017 ALLEY CAT Film Partners

出演: 窪塚洋介、降谷建志、市川由衣、品川祐
製作: 2017 | 本編: 129分 | ジャンル: ドラマ、サスペンス | 日本語音声・英語字幕

作品概要

スコセッシ監督『沈黙-サイレンス-』での名演で世界に存在感を示した窪塚洋介がDragon Ashの降谷建志と組んだバディムービー。出会ったばかりの男2人が1人の女性を守るため共に奔走する。監督は『捨てがたき人々』(2014年キノタヨ映画祭審査員賞)の榊英雄。

元ボクシングチャンピオンの秀晃は後遺症に悩まされながら警備員として働いている。ある日可愛がっていた野良猫のマルを探して保健所に出向いた秀晃は、マルを抱えた男・郁巳に出くわす。郁巳は保健所でもらった猫を既にリリィと名付けており、猫を巡って二人は争う。
秀晃はシングルマザーの冴子のボディガードを請け負う。秀晃が冴子のストーカーともみ合いになったところに偶然居合わた郁巳が加勢し、大騒ぎに。互いをマル、リリィと呼び合うようになった二人だが、冴子へのストーキングは日々激しさを増してくる。

榊英雄

1970年長崎県出身。俳優・監督、映画・音楽の企画プロデュース制作会社ファミリーツリー代表。1995年の『この窓は君のもの』の主演で俳優デビュー。『VERSUSーヴァーサス』(2000)、『ALIVE』(2002)、『楽園』(2006)、『あずみ』(2003)、『北の零年』(2004)などで俳優としてのキャリアを重ねる。
俳優業と並行して作品制作を続け、2007年に『GROW―愚弄』で商業監督デビュー。キノタヨ映画祭に『捨てがたき人々』(2014)で来場、批評家賞を受賞する。2015年には丸野裕行原作の問題作『木屋町DARUMA』を発表。最近ではTVドラマ『侠飯~おとこめし~』やOP PICTURES+のピンク映画なども監督し、活動の幅を広げている。2018年には夏木マリ主演の最新監督作『生きる街』が公開予定。