19e Kinotayo Festival du cinéma japonais contemporain en France 現代日本映画祭 21 Novembre au 13 Décembre 2025

『愚か者の身分』

©2025 BAKA’s Identity Film Partners

監督: 永田琴
出演: 北村匠海、林裕太、山下美月、山本湧馬、田辺和也、木南晴夏、綾野剛
製作: 2025 | 本編: 130分 | ジャンル: スリラー | 日本語音声・フランス語字幕

作品概要

タクヤとマモルは、ネットで女になりすまし男を騙し、個人情報を裏社会に売っていた。友情、そして共犯者として結ばれている二人だが、心の奥ではこの世界から抜け出したいと願っていた。しかし、タクヤが慕う梶谷に助けを求めたことで、彼らはヤクザの支配から逃れられない現実を思い知らされる。繊細でありながらパンチの効いた社会派ドラマである『愚か者の身分Baka’s Identity』は、犯罪の渦から逃れられない運命の脆さを深く掘り下げて描いている。

永田琴

大阪市生まれ。関西学院大学商学部を卒業後、岩井俊二監督のアシスタントを務めた。2001年に独立して映画制作を開始し、2004年にはオムニバス作品『ラヴレターズ』で長編映画監督デビューを飾る。その後も、劇場映画にとどまらず、テレビドラマや配信作品、さらに広告映像まで、ジャンルを超えて意欲的に創作活動を続けている。

Bande-annonce (vosta)

les sous titres en français du film sont en cours de réalisation par nos équipes pour le festival