Kinotayo 17e festival du cinéma japonais contemporain

『海の底からモナムール』

© Wa Entertainment, Inc. et Les Productions Cressac

出演: 桐山漣、清水くるみ、三津谷葉子、前野朋哉、杉野希妃
製作: 2019 | 本編: 84分 | ジャンル: ドラマ、サスペンス | 日本語音声・フランス語字幕

作品概要

エリック・ロメール作品などで音楽を手がけ、脚本家、プロデューサーとしても活躍するロナン・ジル監督が日本にてオール日本人キャスト・スタッフで撮影した日仏合作映画。10年ぶりに恋人と友人たちと共に故郷の島に帰って来た青年と、高校時代の青年に好意を寄せながら、行方不明になったままの女子高生をめぐる幻想的な物語。


<ストーリー>
恋人と友人カップルと共に、10年ぶりに故郷である赤島に帰って来た青年タクマ。しかしキャンプをしようと海に向かう彼らに、地元の住人は不可解な視線を向ける。浜辺で休暇を楽しむ彼らの前に、ある夜謎の少女が姿を現す。それは10年前、タクマが高校生だった頃に消息不明になり、行方が分からないままの女子高生ミユキであった。家庭に恵まれず少し変わっていて周囲に溶け込めないミユキは、当時心優しいタクマに想いを寄せていたのだが・・・


ロナン・ジル

監督、作曲家。エリック・ロメールの『美しき冒険』(1982)、『レネットとミラベル 四つの冒険』(1987)などを含む映画・テレビ映画音楽を数多く手がける。その後、短編数作品、長編『VIRILITEE ET AUTRES SENTIMENTS MODERNES(原題)』(2000)等を監督。日本語を流暢に操り、監督最新作となる本作『海の底からモナムール』(2017)は、日本にてオール日本人キャスト・スタッフで撮影された。また国際共同製作などのコンサルティングを始め、フランス、日本、韓国、中国で多数のプロジェクトに協力している。