19e Kinotayo Festival du cinéma japonais contemporain en France 現代日本映画祭 21 Novembre au 13 Décembre 2025

『忍者武芸帳』

© 2025 Carlotta Films.

監督: 大島渚
出演: 山本圭、松本典子、佐藤慶、福田善之、林光、観世栄夫、早野寿郎、露口茂、小山明子、小松方正、渡辺文雄
製作: 1967 | 本編: 113分 | ジャンル: アニメーション映画、アクション | 日本語音声・フランス語字幕

作品概要

白土三平の社会派漫画『忍者武芸帳』(1959〜1962年)を原作とする本作で、大島渚は、原画を活かした独自の映像手法によって、歴史叙事をスクリーンに移し替えた。 16世紀、父を殺され領地を奪われた若き跡取り・重太郎は、反乱軍の忍者頭・影丸と出会い、共に復讐と封建的圧政に抗う農民闘争の旅へと向かう。

会場

上映日 開始時間 上映会場
24/11/2025 20:00 国立ギメ東洋美術館

大島渚

1932年、京都に生まれる。京都大学法学部で政治学を学び、1954年に松竹撮影所へ助監督として入社。1959年、監督デビューを果たす。 日本のヌーヴェルヴァーグを代表する映画作家として知られ、1960年の『青春残酷物語』で一躍注目を浴びた。同作はジャン=リュック・ゴダールの『勝手にしやがれ』への日本的な応答とも評される。 犯罪、性、社会的タブーに鋭く切り込む大島の作品群は、常に社会的論争と批評的評価の狭間に位置してきた。