12e festival du cinéma japonais contemporain

Novembre 2017 // Février 2018

ディストラクション・ベイビーズ

© 2016 “Destruction Babies” Film Partners

監督: 真利子哲也
出演: 柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎、池松壮亮
日本公開: 2016 | 本編: 108分 | ジャンル: ドラマ | 日本語音声・フランス語字幕 ※-12(12歳未満鑑賞不可) 

作品概要

新鋭監督・真利子哲也が現代の若者たちの剥き出しの狂気を描いた、衝撃的な商業映画デビュー作。無軌道な暴力にあけくれる主人公に柳楽優弥、共演に菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎ら。俳優陣の息もつかせぬ演技も圧巻。

愛媛県の小さな港町・三津浜。親のいない高校生の将太は、造船所のプレハブ小屋に兄の泰良と2人きりで暮らしていた。日々喧嘩ばかりの泰良はやがて三津浜を去り、松山の中心街で強そうな相手を見つけては喧嘩を吹っかけるようになっていく。
ボコボコにされても食い下がる野獣のような泰良に、高校生の裕也が興味を持ち声をかける。2人は無差別に通行人に暴行を働き、奪った車に乗りあわせていたキャバクラ嬢の那奈を連れ去り、松山市外へ向かう。
一方将太は自分をおいて消えた兄を捜すため、松山へとやってきた。兄たちの暴行事件の情報は拡散し、警察も動き出している。果たして将太は泰良に再会できるのか、そして若者たちの凶行の行方は─

真利子哲也

1981年東京都出身。法政大学在学中に自主制作した8mm短篇『極東のマンション』(2003)、『マリコ三十騎』(2004)がゆうばり国際ファンタスティック映画祭で2年連続のグランプリを受賞。その後、東京芸術大学大学院へ進む。修了作品『イエローキッド』(2009)は黒沢清や阪本順治に絶賛され、学生映画にも関わらず劇場公開される。各国映画祭で上映され、毎日映画コンクールで新人賞、日本映画プロフェッショナル大賞にて監督賞など受賞多数。またオムニバス作品 『同じ星の下、それぞれの夜(「FUN FAIR」)』(2012)ではマレーシアにて撮影を敢行。
本作では2011年の中編『NINIFUNI』(2011)に続き、ロカルノ国際映画祭に招待され、コンペティションで最優秀新鋭監督賞を受賞している。