Kinotayo 18e festival du cinéma japonais contemporain

『捨てがたき人々』(Disregarded People)

©2012 “Disregarded People” film partners

監督: 榊英雄
出演: 大森南朋、三輪ひとみ、美保純、田口トモロヲ、 滝藤賢一、内田慈、伊藤洋三郎
製作: 2014 | 本編: 123分 | ジャンル: | 日本語音声・フランス語字幕 ※R-18

作品概要

ジョージ秋山による原作コミックを基に人間の欲と業を赤裸々に描き、愛と幸福について問うドラマ。大森南朋(『殺し屋 -1-』『ヴァイブレータ』『ハゲタカ』)が食欲と性欲だけに生を見出す男をグロテスクなまでに熱演。

不細工で無愛想な中年男・勇介は仕事も金もなく、口癖は「生きるのに飽きたなぁ」。行き場もなく両親に捨てられた故郷に辿り着くが、人は勇介を怪訝な目で見る。そんな中、顔に大きな痣がある女・京子だけが親しげに笑顔を見せるが、性欲が生きている証の勇介は京子と強姦まがいに関係を持ってしまう。
京子は勇介に嫌悪感を持ちながらも、痣のある自分に女として接する勇介とズルズルと関係を続け、二人は同棲し始める。

榊英雄

1970年長崎県、本作の舞台・五島市出身。1995年に『この窓は君のもの』主演で俳優デビュー。その後も『VERSUSーヴァーサス』(2000)、『ALIVE』(2002)、『楽園』(2006)に主演、『突入せよー浅間山荘事件』(2002)、『あずみ』(2003)、『北の零年』(2004)などに出演し、俳優としてのキャリアを重ねている。
上京直後に撮った中編『ランチタイム』(1999)がインディーズムービー・フェスティバルで入選。俳優業と平行し作品を撮り続け、助監督経験も経て、2007年に『GROW―愚弄』で商業監督デビュー。また、2009年に映画、音楽の企画プロデュース製作会社ファミリーツリーを設立している。
監督5作品目となる本作『捨てがたき人々』に続き、『木屋町DARUMA』が公開待機中。 

Bande-annonce (vosta)

les sous titres en français du film sont en cours de réalisation par nos équipes pour le festival