Kinotayo 18e festival du cinéma japonais contemporain

『HAPPYEND』

監督: 空音央
出演: 栗原颯人、日高由起刀、林裕太、シナ・ペン、ARAZI、祷キララ、中島歩、矢作マサル、PUSHIM、渡辺真起子、佐野史郎
製作: 2024 | 本編: 113分 | ジャンル: 青春ドラマ | 日本語音声・フランス語字幕

作品概要

『Ryuichi Sakamoto | Opus』の空音央監督が長編劇映画初メガホンをとり、ありうるかもしれない未来を舞台に、友情の危うさを独特のサウンドとエモーショナルな映像美で描いた青春映画。

今からXX年後、日本のとある都市では、大地震の脅威が日常生活に影を落としていた。そんな中、幼馴染で大親友のユウタとコウはいつもの仲間たちと音楽や悪ふざけに興じる日々を過ごす。高校卒業間近のある晩、こっそり忍び込んだ学校で2人はとんでもないいたずらを仕掛ける。翌日いたずらを発見した校長は激昂し、学校に四六時中生徒を監視する AI システムを導入する騒ぎにまで発展。その抑圧的な監視システムと暗黒化していく国内の政治情勢の狭間で、2人の関係は次第にぎくしゃくしはじめ、これまで直面したことのなかった違いに向き合うことになる...。

会場

上映日 開始時間 上映会場
23/11/2024 19:00 パリ日本文化会館
オープニング作品

空音央

米国生まれ、日米育ち。ニューヨークと東京をベースに映像作家、アーティスト、そして翻訳家として活動。2023年にヴェネツィアでプレミア上映された長編コンサート映画『Ryuichi Sakamoto | Opus』の監督を務め、第17回KINOTAYO映画祭でも上映がされた。短編映画『The Chicken』が2020年にロカルノ国際映画祭で世界初上映、2022年には『Sugar Glass Bottle』がIndie Memphisにて最優秀短編映画賞を受賞した。Filmmaker Magazineでは新進気鋭の映画人が選ばれる25 New Faces of Independent Filmの一人に選出。本作にて長編フィクション作品デビューを果たす。