Kinotayo 17e festival du cinéma japonais contemporain

アズミ•ハルコは行方不明

© 2016 Japanese Girls Never Die Film Partners

出演: 蒼井優、高畑充希、太賀
製作: 2016 | 本編: 100分 | ジャンル: ドラマ、サスペンス | 日本語音声・フランス語字幕

作品概要

蒼井優演じるアラサー独身OLアズミ・ハルコの失踪事件を軸に、日本の「アラサー・ハタチ・女子高生」の3世代の現代女子の生き方を浮き彫りにするドラマ。若干31歳にしてベルリン映画祭、ゆうばり映画祭等で注目を浴びる松居大悟監督のポップでビビット、疾走感溢れる世界観は必見。

郊外の街で実家暮らしの27歳の独身OL・安曇春子(アズミハルコ)。介護疲れの母のストレスが充満する家は居心地も悪く、会社では女は若いうちに結婚すべきという言われる日々。
そんなある日ハルコは突然行方をくらませる。貼り出される行方不明者捜索のポスター。それをモチーフにハルコの顔と「MISSING」の文字を合わせたグラフィティがキルロイと名乗るアーティストにより街中に拡散されていく。同時に謎の女子高生グループが男だけを無差別に襲撃する事件が続発し、グラフィティとの関係が噂される。

松居大悟

1985年福岡県出身。慶應義塾大学経済学部入学と同時に演劇サークルに入団。2006年に結成した劇団ゴジゲンで全作品の作・演出・出演を担う。2009年、NHK『ふたつのスピカ』で同局最年少で脚本家デビュー。長編映画初監督『アフロ田中』(2012)、『自分の事ばかりで情けなくなるよ』(2013)、『スイートプールサイド』(2013)などを続けて発表する。『ワンダフルワールドエンド』(2014)がベルリン映画祭ジェネレーション部門に出品され、『私たちのハァハァ』(2015)がゆうばり映画祭にて2冠受賞。
若干31歳にしてその活動はミュージックビデオ制作やコラム執筆など多岐に渡り、2018年春には長編最新作『アイスと雨音』の公開が控えている。