Kinotayo 18e festival du cinéma japonais contemporain

『緋牡丹博徒・お竜参上』 [La Pivoine rouge : le retour d’Oryû]

© 1970 Toei Co., Ltd.

監督: 加藤泰
出演: 藤純子、若山富三郎、嵐寛寿郎、汐路章、山城新伍、山岸映子、菅原文太
製作: 1970 | 本編: 100分 | ジャンル: | 日本語音声・フランス語字幕

作品概要

時は明治末期、お竜は数年前、死に追いやったニセお竜の盲目の娘・お君を探しながら渡世の旅を続けていた。お君に目の手術を受けさせたのだが、急の用事でそのまま別れて旅に出なければならなかったのだ。 長野の温泉町で知り合った渡世人青山常次郎から浅草にいると聞き、東京へ向った。浅草にやってきたお竜は鉄砲久一家に草鞋をぬいだ。 鉄砲久は娘婿の鈴村が、六区に小屋をもっている関係で、一座の利権をにぎっていた。だが、同じ浅草界わいを縄張りとする鮫洲政一家は一座の興行権を奪おうと企んでいた。 鮫州政一家の勘八のふところをねらったスリのおキイだが、しくじり危ういところを彼女に思いをよせる銀次郎に救われた。お竜は鉄砲久に彼女の詫びを入れる銀次郎からおキイがお君であることを知る。

加藤泰