バケモノの子
監督: 細田守
出演: 声の出演:役所広司、宮﨑あおい、染谷将太、広瀬すず
製作: 2015 |
本編: 119分 |
ジャンル: アニメ | 日本語音声・フランス語字幕
作品概要
『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』の細田守監督の最新アニメ。アヌシー映画祭でも制作中にメイキング特集が組まれた話題作を、フランス劇場公開に先駆け上映。バケモノたちの棲む異世界と渋谷の人間界を舞台に、バケモノと少年の交流と冒険を描く。声の出演は役所広司、宮﨑あおい、染谷将太、広瀬すずほか。
この世界には人間界とは別にもう1つバケモノの世界があった。人間界「渋谷」とバケモノ界「渋天街」、交わるはずのない2つの世界だったが、ある日、身寄りのない少年がバケモノ・熊徹に出会う。熊徹は一二を争う強さのバケモノで次の宗師候補だったが、粗暴な性格ゆえに弟子を持つという宗師の条件を満たせずにいた。バケモノの世界へ行くことを決意した少年は熊徹の弟子となり、九太という新しい名前を授けられる。当初はことあるごとにぶつかり合う2人だったが、いつしか親子のような絆が芽生え始める。
細田守
1967年富山県出身。1991年東映動画(現・東映アニメーション)に入社。アニメーターとして活躍後、演出家に転向する。2003年ルイ・ヴィトン春夏コレクションのイメージ映像『SUPER FLAT MONOGRAM』を監督。
フリーとなった後、劇場版アニメ『時をかける少女』(2006)を発表、日本アカデミー賞・最優秀アニメーション作品賞、アヌシー国際アニメーション映画祭で特別賞など数多くの賞を受賞。自ら原作も手がけた『サマーウォーズ』(2009)で国内のアニメーション関連の映画賞を総なめにした他、ベルリン国際映画祭出品、アニー賞・最優秀監督賞ノミネートなどで国際的にも注目を集める。
2011年にはアニメーション映画制作会社「スタジオ地図」を設立。監督・脚本・原作を務めた前作『おおかみこどもの雨と雪』(2012)は日本で興行収入40億円を超えるヒット作となり、フランス劇場公開時にも高い評価を得た。