19e Kinotayo Festival du cinéma japonais contemporain en France 現代日本映画祭 21 Novembre au 13 Décembre 2025

『 国宝 』

© 2025 Pyramide distribution

監督: 李相日
出演: 吉沢亮、横浜流星、高畑充希、渡辺謙
製作: 2025 | 本編: 174分 | ジャンル: ドラマ | 日本語音声・フランス語字幕

作品概要

『国宝』は、父親であるヤクザの死後、有名な歌舞伎俳優のもとに預けられた喜久雄の運命を描く。俳優の息子である俊介と共に、彼は一つひとつの動きに感情が宿る厳格な芸の世界を学んでいく。 『悪人』『怒り』に続き、吉田修一の小説の三度目の映画化に挑んだ李相日監督は、初心者にも魅力が伝わるように、舞台表現の美しさを余すところなく描き出している。 批評家と観客の双方から高く評価され、日本で22年ぶりに実写映画として最大のヒットを記録した。また、若い世代の伝統芸能への関心を再び呼び起こした。

会場

上映日 開始時間 上映会場
06/12/2025 14:30 パリ日本文化会館

李相日

1974年生まれ。李相日は、韓国系日本人の監督・脚本家である。 神奈川大学を卒業後、今村昌平が創設した名門映画学校で学び、卒業制作作品『青〜chong〜』(1999年)で注目を集めた。その後の代表作には、『フラガール』や『悪人』(日本アカデミー賞を含む多数の賞を受賞)、クリント・イーストウッドの名作をリメイクした『許されざる者』、第12回KINOTAYO映画祭に選出された『怒り』などがある。