『白鍵と黒鍵の間に』
監督: 冨永昌敬
出演: 池松壮亮、 仲里依紗、森田剛
製作: 2023 |
本編: 94分 |
ジャンル: ドラマ | 日本語音声・フランス語字幕
作品概要
池松壮亮が1人2役で主演を務め、昭和末期の銀座を舞台に2人のジャズピアニストの運命が交錯し大きく狂い出す一夜を描いたドラマ。原作であるミュージシャン・南博の回想録『白鍵と黒鍵の間に ジャズピアニスト・エレジー銀座編』を大胆にアレンジして映画化した。『BLUE GIANT』などで再脚光を浴びるジャズを扱った音楽映画であり、昭和レトロな空気をまとったファンタジーであり、スリラーでありコメディであり、そして名曲「ゴッドファーザー 愛のテーマ」がつなぐ映画でもある。
昭和63年。銀座のキャバレーでピアノを弾いていたジャズピアニスト志望の博は、謎の男からのリクエストで「ゴッドファーザー 愛のテーマ」を演奏したことで、銀座を牛耳るヤクザの親分・熊野会長の怒りを買ってしまう。彼はその曲をリクエストできる唯一の人物であり、演奏を許されているのも会長お気に入りのピアニスト・南だけだったからだ。未来に夢を見る博と、夢を見失ってしまった南の運命は絡みあい、多くの人々を巻き込みながら事態は思わぬ方向へと転がっていく。
会場
上映日 | 開始時間 | 上映会場 |
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29/11/2024 | 17:00 | パリ日本文化会館 |
04/12/2024 | 19:30 | 国立ギメ東洋美術館 |
11/12/2024 | 19:30 | パリ日本文化会館 |
冨永昌敬
1975年生まれ、愛媛県出身。1999年に短編映画『ドルメン』がドイツのオーバーハウゼン国際短編映画祭の審査員奨励賞、続く『ビクーニャ』(2002年)が水戸短編映画祭のグランプリを受賞。2006年には『パビリオン山椒魚』で商業映画デビューし、『パンドラの匣』(2009年)がナント三大陸映画祭で、『ローリング』(2015年)がバンクーバー国際映画祭、プチョン国際ファンタスティック映画祭などで上映される。ドキュメンタリー作品には、日本初のテレビアニメ「鉄腕アトム」の音響効果を手がけた大野松雄に迫る、『アトムの足音が聞こえる』(2010年)がある。
Bande-annonce (vosta)
les sous titres en français du film sont en cours de réalisation par nos équipes pour le festival