Kinotayo 18e festival du cinéma japonais contemporain

深夜食堂

© 2015 YARO ABE, SHOGAKUKAN/SHINYASHOKUDO FILM PARTNERS

監督: 松岡錠司
出演: 小林薫、高岡早紀、柄本時生、多部未華子、余貴美子、筒井道隆、菊池亜希子、田中裕子、オダギリジョー
製作: 2015 | 本編: 119分 | ジャンル: ドラマ | 日本語音声・フランス語字幕

作品概要

繁華街の片隅で深夜営業する食堂「めしや」を舞台に、寡黙なマスターとそこに集う人々が繰り広げる人間ドラマ。ナポリタン、とろろ飯、カレーライスなど食欲をそそる庶民派メニューや季節を感じさせる料理の数々もみどころ。漫画、TVドラマ、映画版ともにアジア各国を中心に世界的人気を博している話題作。

寡黙なマスターが都会の路地裏で営む小さな食堂「めしや」は、夜更けに開店するため「深夜食堂」と呼ばれている。メニューは酒と豚汁定食だけだが、マスターは頼めば大抵の物なら作ってくれ、その味と居心地の良さに常連も多い。
ある日、誰かが店に骨壺を置き忘れていく。マスターは処遇を思案して途方に暮れるが、一癖ある常連たちは与太話に花を咲かせるばかり。さらには愛人を亡くしたばかりのたまこ、無銭飲食をきっかけに住み込みで働き始めたみちる、福島の被災地から来た謙三などワケありの人々が集まり…

松岡錠司

1961年愛知県出身。1990年に『バタアシ金魚』で劇場用映画デビューを果たし、数々の新人監督賞を受賞。その後、シカゴ国際映画祭ゴールド・ヒューゴー賞を受賞した『きらきらひかる』(1992)、『さよなら、クロ』(2003)などキャリアを重ねる。2007年には、映画『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』で第31回日本アカデミー賞最優秀監督賞を含め主要5部門受賞に輝く。その後も『歓喜の歌』(2008)など精力的に活動。2009年には人気コミックを原作としたTVドラマ『深夜食堂』でドラマの枠を超えた深い世界観を築きあげ好評を博し、『深夜食堂 2』(2011)、「深夜食堂3」(2014)とシリーズ化されている。