『未来のミライ』
出演: 上白石萌歌、黒木華、星野源、麻生久美子、役所広司、福山雅治
製作: 2018 |
本編: 98分 |
ジャンル: アニメーション | フランス語吹替
作品概要
2015年、キノタヨ映画祭オープニングを飾った『バケモノの子』に続く、細田守監督のオリジナル長編アニメーション映画。甘えん坊の4歳の男の子くんちゃんと未来からやってきた彼の妹ミライちゃんの冒険を描く。2018年カンヌ映画祭監督週間、ゴールデングローブ賞アニメーション映画部門ノミネート等で注目の本作を待望のフランス劇場公開(12月26日〜)に先駆けて特別上映。
<ストーリー>
とある都会の片隅にある、小さな庭に小さな木の生えた小さな家に暮らす、4歳の男の子くんちゃん。ある日、くんちゃんの元に生まれたばかりの妹がやってくる。甘えん坊のくんちゃんは両親の愛情を妹に奪われて戸惑うばかり。そんな時、庭に学生服を着た不思議な少女ミライが現れる。自分のことを「お兄ちゃん」と呼ぶミライに導かれ、くんちゃんは時をこえた冒険へと旅立つ。見たこともない世界で、むかし王子だったと名乗る謎の男、幼い頃の母、父の面影を宿す青年、若かりし日の曽祖父などとの不思議な出会いがくんちゃんを待ち受けていた。
細田守
1967年富山県出身。金沢美術工芸大学卒業後、1991年に東映動画(現・東映アニメーション)へ入社。アニメーターを経て、1997年にTVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎(第4期)』で演出家に。1999年に『劇場版デジモンアドベンチャー』で映画監督デビュー。監督2作目の『劇場版デジモンアドベンチャーぼくらのウォーゲーム!』(2000)の先進性が話題に。フリーとなり、2006年に公開した筒井康隆原作のアニメ映画『時をかける少女』が記録的なロングランとなる。2009年に初のオリジナル作品『サマーウォーズ』を発表。2011年に自身のアニメーション映画制作会社「スタジオ地図」を設立。フランスでも劇場公開され高く評価された『おおかみこどもの雨と雪』(2012)、『バケモノの子』(2015)に続く本作は、2018年カンヌ国際映画祭の監督週間、アヌシーアニメーション映画祭コンペ部門等にも選出されている。