『沼影市民プール』



監督: 太田信吾
出演: -
製作: 2025 |
本編: 80分 |
ジャンル: ドキュメンタリー | 日本語音声・フランス語字幕
作品概要
50年に渡り”海なき町の海”として愛されてきた、さいたま市の沼影市民プール。ここは高齢者にとっては健康増進の場所として、家族連れや子供たちにはレジャーの施設として、そしてゲイの男性たちには出会いの場所として、広く愛されてきた。しかし、都市開発計画は住民の反対運動や愛する場所を消失する心の問題を無視してプールの解体を決定してしまう。 喪失を通して「公共空間の記憶」や「死の受容」といった普遍的なテーマを見つめ直し、都市開発の光と影を描き出す珠玉のドキュメンタリー。
太田信吾
1985年長野生まれ。早稲田大学文学部卒業。『卒業』がIFF2010優秀賞を受賞。第9回キノタヨ映画祭で上映された初の長編ドキュメンタリー映画『わたしたちに許された特別な時間の終わり』(13)がYIDFF2013をはじめ、世界12カ国で配給された。その他、監督・主演作に劇映画『解放区』(14)、近作に短編映画『サンライズ・ヴァイブレーション』(21)、ドキュメンタリー映画『想像』(21)。演出を担当したテレビ番組『フードトラッカー峯岸みなみ』が全8話放送。チェルフィッチュ『三月の5日間』香港公演(10)で初舞台、俳優としても活動。出演作にKAATプロデュース『未練の幽霊と怪物』、PARCOプロデュース『クレイジーハニー』、ドラマ出演作に『夢を与える』(WOWOW)、『東京怪奇酒』(テレビ東京)など。
Bande-annonce (vosta)
les sous titres en français du film sont en cours de réalisation par nos équipes pour le festival