Kinotayo 18e festival du cinéma japonais contemporain

『SUPER HAPPY FOREVER』

監督: 五十嵐耕平
出演: 佐野弘樹、宮田佳典、山本奈衣瑠、ホアン・ヌ・クイン
製作: 2024 | 本編: 94分 | ジャンル: 青春ドラマ | 日本語音声・フランス語字幕

作品概要

『息を殺して』『泳ぎすぎた夜』で国際的にも注目を集めている俊英・五十嵐耕平監督による待望の長編最新作。昨年、第71回サン・セバスチャン国際映画祭でプレミア上映された短編映画『水魚之交』を基に製作した本作にはダミアン・マニヴェルも共同プロデューサーとして参加し、ポストプロダクションをフランスで行うなど、日仏合作での製作が進められた。

2023年8月19日、伊豆にある海辺のリゾートホテルを訪れた幼馴染の佐野と宮田。まもなく閉館を迎えるこのホテルでは、アンをはじめとしたベトナム人の従業員たちが、ひと足早く退職日を迎えようとしている。佐野は、5年前にここで出会い恋に落ちた妻・凪を最近亡くしたばかり。妻との思い出に固執し自暴自棄になる姿を見かねて、宮田は友人として助言をするものの、あるセミナーに傾倒している宮田の言葉は佐野には届かない。2人は少ない言葉を交わしながら、閉店した思い出のレストランや遊覧船を巡り、かつて失くした赤い帽子を探し始めるが...。

会場

上映日 開始時間 上映会場
26/11/2024 16:00 パリ日本文化会館

五十嵐耕平

1983年、静岡県生まれ。東京造形大学在学中に制作した初長編映画『夜来風雨の声』(2008年)が、シネマ・デジタル・ソウル2008にて韓国批評家賞を受賞。その後、東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻の修了作品『息を殺して』(2014年)が第67回ロカルノ国際映画祭新鋭監督コンペティション部門に正式出品され、高い評価を得る。日仏合作でダミアン・マニヴェルとの共同監督作『泳ぎすぎた夜』(2017年)は第74回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門、第65回サン・セバスチャン国際映画祭など国内外の映画祭に正式出品され、日本やフランスをはじめ各国で上映された。