Kinotayo 18e festival du cinéma japonais contemporain

『孤狼の血』

© THE BLOOD OF WOLVES Production Committee

監督: 白石和彌
出演: 役所広司、松坂桃李、阿部純子、江口洋介、真木よう子、伊吹吾郎
製作: 2017 | 本編: 216分 | ジャンル: アクション・クライムドラマ | 日本語音声・フランス語字幕

作品概要

柚月裕子の小説『孤狼の血』を原作とした、広島の架空都市・呉原を舞台に暴力団の抗争、警察の癒着・腐敗などを描いた作品。第42回日本アカデミー賞にて優秀賞最多12部門を受賞。

昭和63年。暴力団対策法成立直前の広島・呉原では暴力団同士での激しい抗争がくすぶり始めていた。そんな中、とある暴力団関連の金融会社社員が失踪する。所轄署に配属となった新人刑事・日岡秀一は、暴力団との癒着を噂されるベテラン刑事・大上章吾とともに事件の捜査にあたるが、この失踪事件を契機に抗争が激化していく。

白石和彌

1974年生まれ。若松孝二監督に師事し、2009年に初監督作品『ロストパラダイス・イン・トーキョー』を発表。アウトローの世界を描く作品を主に制作し、2013年には『凶悪』が日本アカデミー賞最優秀監督賞と最優秀作品賞を受賞。映画監督として注目を集め、『日本で一番悪い奴ら』(2016年)、『止められるか、俺たちを』(2018年)、そして期待の新作『十一人の賊軍』(2024年)など、多くの作品を手がけている。