Kinotayo 17e festival du cinéma japonais contemporain

『そこのみにて光輝く』(The Light Shines Only There)

© Yasushi Sato/”The Light Shines Only There” Production committee

出演: 綾野剛、池脇千鶴、菅田将暉、高橋和也、火野正平、伊佐山ひろ子、田村泰二郎
製作: 2014 | 本編: 120分 | ジャンル: | 日本語音声・フランス語字幕 ※R-15

作品概要

函館の短い夏を舞台に、愛を捨てた男と愛を諦めた女の魂が邂逅するー不遇の作家・佐藤泰志が綴った物語を、綾野剛・池脇千鶴・菅田将暉が迫真の演技で体現。本年度アカデミー外国語映画賞部門・日本代表作品。 

ある出来事をきっかけに仕事を辞め、目的もなく毎日を過ごしていた達夫は、ある日パチンコ屋で粗暴だが人なつこい青年・拓児と知り合う。拓児は取り残されたようなバラックに病床の父、母、そして姉・千夏と住んでいた。
達夫と千夏は互いに心惹かれていくが、千夏は家族を支えるため想像以上に過酷な日常を生きていた。それでも達夫は千夏への一途な愛を貫こうとし、その真っ直ぐな想いに揺れ動かされる千夏だったが…

呉美保(お・みぽ)

1977年三重県出身。大阪芸術大学映像学科卒業後、大林宣彦事務所PSCに入社。短編『め』が2002年Short Shorts Film Festivalに入選。2003年短編『ハルモニ』で東京国際ファンタスティック映画祭・デジタルショート600秒の最優秀賞を受賞。フリーのスクリプターをしながら書いた初の長編脚本『酒井家のしあわせ』が2005年サンダンスNHK国際映像作家・日本部門を受賞し、翌年同脚本で長編映画監督デビューを飾る。『オカンの嫁入り』(2010)では、新人監督賞・新藤兼人賞の金賞を受賞。
長編監督作3作目となる本作『そこのみにて光輝く』では、モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション部門の最優秀監督賞を受賞している。

Bande-annonce (vosta)

les sous titres en français du film sont en cours de réalisation par nos équipes pour le festival