12e festival du cinéma japonais contemporain

Novembre 2017 // Février 2018

恋人たち

©Shochiku Broadcasting / Arc Films

監督: 橋口亮輔
出演: 篠原篤、成嶋瞳子、池田良、光石研
日本公開: 2015 | 本編: 140分 | ジャンル: ドラマ | 日本語音声・フランス語字幕

作品概要

『ハッシュ!』『ぐるりのこと。』の橋口亮輔の7年ぶりの長編。通り魔事件で妻を亡くした男など3人の男女が、理不尽な世の中で時に絶望しながらもひたむきに日常を生きる姿を、あたたかなまなざしで綴ったヒューマンドラマ。 

橋梁点検の仕事をするアツシは数年前通り魔事件で愛する妻を失っていた。健康保険料も支払えないほどに貧しい生活を送りながらも裁判のために奔走する日々だ。
郊外に住む瞳子は、自分に関心をもたない夫とそりの合わない姑と3人暮らし。ある日パート先の取引先の男と親しくなり、心が揺れ動いていく。
弁護士事務所に務めるエリートで完璧主義者の四ノ宮は同性愛者。学生時代からの友人に秘かに想いを寄せているが、その妻にある疑いをかけられ、友人に距離を置かれてしまい…

 

橋口亮輔

1962年長崎県出身。高校1年生の頃から自主制作で映画を撮り始める。大阪芸術大学中退後、ぴあフィルムフェスティバルで1986年の『ヒュルル…1985』が入選、1989年の『夕辺の秘密』がグランプリを受賞するなど高く評価される。同映画祭のスカラシップを得て制作した初の劇場公開映画『二十才の微熱』(1992)では映画評論家・淀川長治に、ヴィスコンティや溝口のように「人間のハラワタを掴んで描く」監督と評される。
続く『渚のシンドバッド』(1995)はロッテルダム国際映画祭グランプリ、毎日映画コンクール脚本賞を受賞。子どもを作ろうとする女性とゲイカップルの姿を描いた『ハッシュ!』(2002)はカンヌ国際映画祭監督週間に出品され、世界69カ国以上の国で公開された。2008年の『ぐるりのこと。』以来、7年ぶりの長編となった本作は、キネマ旬報日本映画ベストテン1位、毎日映画コンクールの日本映画大賞、ブルーリボン賞監督賞など2015年の映画賞で話題を席巻した。