Kinotayo 18e festival du cinéma japonais contemporain

TOKYO TRIBE

© 2014 NIKKATSU CORPORATION

監督: 園子温
出演: 鈴木亮平、YOUNG DAIS、 清野菜名
製作: 2014 | 本編: 116分 | ジャンル: アクション、ミュージカル | 日本語音声・フランス語字幕

作品概要

『冷たい熱帯魚』『恋の罪』などの園子温監督が、井上三太原作の人気コミックをバトル・ラップミュージカルという斬新なスタイルで実写映画化。近未来の“トーキョー”を舞台に、街を暴力で支配するストリート・ギャング「トライブ(族)」たちの大抗争を描く。

近い未来の“トーキョー"には様々なトライブ(族)が存在し、そこに住む若者たちは、街を暴力で支配しながらお互いの縄張りを守っていた。トライブ間の暴動・乱闘は日々繰り広げられるも、互いの力関係は拮抗し絶妙なバランスで保たれていた。しかしある事件をきっかけに、その均衡はもろくも崩れ去る。「ブクロWU-RONZ」のヘッドに君臨する<メラ>と「ムサシノSARU」に所属する<海(かい)>。二人を取り巻く“トーキョー"中のトライブを巻き込んだ、激しく壮絶な一大バトルが今始まろうとしていた…

園子温

1961年愛知県出身。1987年『男の花道』がぴあフィルムフェスティバルでグランプリを受賞。同映画祭のスカラシップ作品『自転車吐息』(1990)がベルリン映画祭のほか、30を越える映画祭で上映される。
その後も『愛のむきだし』(2009)がベルリン映画祭フォーラム部門でカリガリ賞と国際批評家連盟賞を受賞し、『冷たい熱帯魚』(2011)はヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門、『恋の罪』(2011)がカンヌ映画祭監督週間、『地獄でなぜ悪い』(2013)がヴェネチア映画祭オリゾンティ部門と3大映画祭の常連となり、『ヒミズ』(2012)ではヴェネチア映画祭で主演の染谷将太、二階堂ふみにマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)をもたらしている。またTVの脚本・演出、小説、音楽でも幅広く活躍。

特に2015年は本作以外にも『新宿スワン』『ラブ&ピース』『映画 みんな!エスパーだよ』『ひそひそ星』と精力的に作品を発表し、話題となっている。