Kinotayo 18e festival du cinéma japonais contemporain

『藁の楯』 [WARA NO TATE]

© Celluloid Dreams

監督: 三池崇史
出演: 大沢たかお、松嶋菜々子、藤原竜也
製作: 2013 | 本編: 125分 | ジャンル: | 日本語音声・フランス語字幕

作品概要

鬼才・三池崇史監督と、大沢たかお、松嶋菜々子、藤原竜也の実力派俳優陣による衝撃のアクションサスペンス。殺人鬼の護送任務を受けた警察官たちの葛藤と息詰まる攻防戦を描く。

「この男を殺してください。御礼に10億円差し上げます」
前代未聞の新聞全面の広告主は、政財界を牛耳る大物・蜷川。幼い孫娘を惨殺した容疑者・清丸の首に懸賞金を懸けたのだった。清丸は8年前にも少女への暴行殺人事件を起こし逮捕され、出所した直後に再度犯行に及んだのだ。逃亡し潜伏していた清丸は新聞広告に命の危険を感じ、福岡県警に出頭する。
全国民の殺意が向けられる中、清丸の身柄を警視庁まで護送する為に、警察組織の威信を賭けて精鋭5人が派遣された。護衛対象は“人間のクズ”とも言える殺人鬼・清丸。一般市民のみならず、身内であるはずの警察官、機動隊員までもが執拗に命を狙ってくる中、5人の警察官の命懸けの移送が始まる。

三池崇史

1960年大阪府出身。1991年、Vシネマで監督デビュー。1995年、『新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争』で劇場用オリジナル作品初監督。以来、ジャンルを問わず様々な作品を発表し続ける、日本を代表する映画監督。その評価は日本国内にとどまらず、海外でも高く評価されている。近年では、2010年に『十三人の刺客』がヴェネチア国際映画祭に、2011年に『一命』がカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、現地で賞賛される。主な監督作品に『オーディション』(00)、『殺し屋1』(01)、『着信アリ』(04)、『ゼブラーマン』(04)、『妖怪大戦争』(05)、『クローズZERO』(07)、『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』(07)、『ヤッターマン』(09)、『忍たま乱太郎』(11)、『逆転裁判』(12)、『愛と誠』(12)、『悪の教典』(12)など。 本映画祭での上映は『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』『ヤッターマン』『逆転裁判』に続き4作品目となる。