Kinotayo 18e festival du cinéma japonais contemporain

『Winny』

© 2023 “Winny” Film Partners

監督: 松本優作
出演: 東出昌大、三浦貴大、吉岡秀隆、吉田羊
製作: 2022 | 本編: 127分 | ジャンル: ドラマ | 日本語音声・フランス語字幕

作品概要

天才プログラマーと名高い金子勇が開発した画期的なファイル共有ソフト「Winny」。高性能なソフトを無料公開した結果、プログラマーが逮捕された前代未聞の事件を、『ぜんぶ、ぼくのせい』の若手監督・松本優作が映画化。IT開発の未来のため、青年たちが熱い友情で不当な逮捕を迎え撃つ。

2002年開発者である金子勇はファイル共有ソフト”Winny”をネット上に公開する。無料で高性能なWinnyは爆発的な人気を得るものの、映画やゲームの違法アップロードに使われることも多く、ついには著作権法違反のほう助の容疑で金子は逮捕されてしまう。金子が有罪になれば技術開発者が萎縮してしまうと弁護士・壇俊光は立ち上がる。そんな中ネット有志は金子を応援するべく弁護士費用の寄付金を集め、多くのメッセージが金子のもとに届いた。金子は壇とともに“未来の技術者”のために戦う決意をする。弁護団が結成され裁判で闘うも、意図が不明確な裁判が続いていく。そんな中ついに弁護団は、金子逮捕を指示したリーダーを突き止める。

松本優作

1992年兵庫県生まれ。ビジュアルアーツ専門学校大阪を卒業。初監督作で自主映画の『Noise ノイズ』が、モントリオール世界映画祭新人コンペティション部門など国内外多数の映画祭に招待され話題となり、日本全国で公開。またニューヨーク、サンフランシスコでも劇場公開される。短編映画『日本製造/メイド・イン・ジャパン』(2018)ではMOOSIC LAB 2018/審査員特別賞・観客賞・最優秀男優賞。30分の短編としては異例となる単独公開を成功させる。2022年長編2作目、孤独な少年少女とホームレスの男性の交流を描いた『ぜんぶ、ボクのせい』で商業デビュー。同年に日本ネパール合作の「Bagmati River/バグマティ リバー」がMoon Cinema Projectで企画グランプリを獲得する。本作「Winny」は長編3作目となる。

Bande-annonce (vosta)

les sous titres en français du film sont en cours de réalisation par nos équipes pour le festival