Kinotayo 18e festival du cinéma japonais contemporain

君の名は。

© TOHO Co., LTD / CoMix Wave Films Inc. / KADOKAWA CORPORATION / East Japan Marketing & Communication, Inc. / AMUSE INC. / voque ting co. ltd. / Lawson HMV Entertainment, Inc

監督: 新海誠
出演: 声の出演:神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ
製作: 2016 | 本編: 106分 | ジャンル: アニメーション | 日本語音声・フランス語字幕

作品概要

劇場興行収入200億円超(日本歴代第4位)という歴史的大ヒットを記録中の劇場アニメ。日本アニメーションの次世代を担う新たな才能・新海誠が、『千と千尋の神隠し』『思い出のマーニー』等の作画監督・安藤雅司を迎え、高校生男女の思いもよらぬ壮大な運命を、コミカルな描写を織り交ぜながらも美しい映像で紡ぐ。

千年ぶりとなる彗星の来訪を一ヶ月後に控えた日本。山深い田舎で神社の家系に生まれた女子高校生・三葉(みつは)は、窮屈な小さな町に嫌気がさし、都会に憧れを抱いていた。ある日、三葉は自分が会ったこともない東京の男子高校生になった夢を見て、夢で都会を満喫する。一方、東京で暮らす男子高校生の瀧(たき)も、知らない山奥の町で、自分が女子高生になっている夢を見ていた。二人はこの夢を頻繁に見るようになり、やがて彼らはそれが夢ではなく、自分たちの体が時々入れ替わっているのだということに気がつく。日記を通じてケンカをしながらも、共に対処法を編み出していく瀧と三葉。やがて彼らが意外な真実を知った時、大きな運命の歯車は既に動き出していた…

新海誠

1973年長野県出身。中央大学文学部卒業後、5年間ゲーム会社に勤務。その傍ら短編アニメ『彼女と彼女の猫』(1999)を自主制作する。会社を退職し、短編SFアニメ『ほしのこえ』(2002)の制作に専念。ほぼ全ての作業を自身で行った自主制作ながら、初の劇場公開となり、新世紀東京国際アニメフェア21の公募部門優秀賞等、高い評価を得る。
以降、コミックス・ウェーブ・フィルムのプロデュースで作品制作を続け、2004年の初長編『雲のむこう、約束の場所』で毎日映画コンクール・アニメーション映画賞、連作短編アニメ『秒速5センチメートル』(2007)でアジアパシフィック映画祭・最優秀アニメ賞などを獲得した後、長編『星を追う子ども』(2011)がアヌシー国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門に選出、『言の葉の庭』(2013)ではシュトゥットガルト国際アニメーション映画祭の長編部門でグランプリを受賞。
緻密で美しい風景描写に定評があり、歴史的ヒットとなった本作公開後、日本アニメの次世代を担う監督として絶大な注目を集めている。