Kinotayo 17e festival du cinéma japonais contemporain

『ドロステのはてで僕ら』Deux minutes plus tard

© EUROPE KIKAKU/ Tollywood 202

出演: 土佐和成、朝倉あき、藤谷理子、石田剛太
製作: 2020 | 本編: 70分 | ジャンル: コメディ/SF | 日本語音声・フランス語字幕

作品概要

とある雑居ビルの2階。カトウがギターを弾こうとしていると、テレビの中から声がする。見ると、画面には自分の顔。しかもこちらに向かって話しかけている。

「オレは、未来のオレ。2分後のオレ」

どうやらカトウのいる2階の部屋と1階のカフェが、2分の時差で繋がっているらしい。“タイムテレビ”の存在を知り、テレビとテレビを向かい合わせて、もっと先の未来を知ろうと躍起になるカフェの常連たち。さらに隣人の理容師メグミや5階に事務所を構えるヤミ金業者、カフェに訪れた謎の2人組も巻き込み、「時間的ハウリング」は加速度的に事態をややこしくしていく…

山口淳太

1987年大阪府出身。2005年に劇団「ヨーロッパ企画」に参加。映画やドラマ、CM、ドキュメンタリーなど、映像コンテンツのディレクターとして幅広く活躍。 監督を手掛けた作品に、ミュージックビデオ「クリープハイプ『イト』」や、ドラマ「警視庁捜査資料管理室」シリーズなどがある。今年、BSフジ開局20周年記念特別番組「警視庁捜査資料管理室スペシャル~明石幸男、最後の3日間~」で4時間長編の監督を務めた。