Kinotayo 18e festival du cinéma japonais contemporain

『JAPANSCOPE, Panorama de la nouvelle Nouvelle Vague』 Dans la collection CINÉMA, DE NOTRE TEMPS. [DOMAINE JAPONAIS 3](原題)

© Balthazar Maisch

監督: フィリップ=エマニュエル・ソルラン
出演: 佐藤寿保、瀬々敬久、黒沢清、仙頭武則、青山真治、塚本晋也、石井岳龍(聰亙)
製作: 2014 | 本編: 60分 | ジャンル: | 日本語&フランス語音声・フランス語字幕

作品概要

映画評論家アンドレ・S・ラバルトによるドキュメンタリー・シリーズ『CINÉMA, DE NOTRE TEMPS(原題)』が、90年代の日本映画にフォーカス。黒沢清、青山真治、塚本晋也など現代の日本を代表する監督たちのインタビューを通して、当時の「新ヌーベルバーグ」ムーブメントを紹介する。

1990〜2000年、日本映画界では驚異的なエネルギーが渦巻き、多くの新しい監督が登場した。それは1960年代のフランスのヌーベルバーグさながらの時代であった。ピンク映画出身の佐藤寿保、瀬々敬久、立教大学で蓮實重彦教授に学んだ黒沢清、青山真治、サイバーパンク映画の石井岳龍(聰亙)、塚本晋也と、多様なバックグラウンドのフィルムメーカーたちが当時、そして現在について語る。

フィリップ=エマニュエル・ソルラン

詩人、映画監督。20年にわたり実験的ビデオ映画『Ars exilum mundi(原題)』(1991)、16mm及び35mmフィクション『J'imagine le froid(原題)』(1992)、『Commerce(原題)』(1999)などを制作。また規制なしの自主出版を行う「Eden out Editions」を設立。
パリ第8大学(サン=ドニ)にて日本映画史の講義を担当。初の長編『Les Filles du feu(原題)』が2015年初めに公開予定。
またエリック・ミンキネンと共にラジオ番組『Lapin Kult(原題)』をプロデュース、フランス、ベルギーのFM局で放送されている。