Kinotayo 14e festival du cinéma japonais contemporain

『苦役列車』 [The Drudgery Train]

© 2012 Kueki Ressha Film Partners

監督: 山下敦弘
出演: 森山未來、高良健吾、前田敦子
日本公開: 2013 | 本編: 113分 | ジャンル: | 日本語音声・フランス語字幕

作品概要

第144回芥川賞受賞の話題作を、俊英・山下敦弘監督が映画化。バブル前夜の1980年代中盤、浮かれる日本の片隅で、「友ナシ、金ナシ、女ナシ」のひねくれた青春を送る中卒の肉体労働者の姿を描く。主演は『モテキ』の森山未來、共演に『ノルウェイの森』の高良健吾、ヒロイン役に前田敦子。

1986年。19歳の北町貫多は、明日のない暮らしを送っていた。日雇い労働生活、なけなしの金はすぐに酒に消えてしまい、家賃の滞納はかさむばかりで、いよいよ払うか、部屋を出るかの瀬戸際まで追いこまれていた。 そんな貫多が職場で新入りの専門学生、日下部正二と知り合う。中学卒業後はひたすら他人を避け、ひとりぼっちで過ごし、ただただ読書に没頭してきた貫多にとって、日下部は初めて「友達」と呼べるかもしれない存在になる。 行きつけの古本屋で店番をしている桜井康子にかつてから恋い焦がれていた貫多は、彼女への思いを日下部に話す。適度に世慣れた日下部はうまく仲介して、晴れて貫多は康子と「友達」になる。不器用に屈折しながら生きて来た貫多は、戸惑いながらも19歳の男の子らしい日々を送るのだが…

山下敦弘

1976年愛知県出身。高校在学中より自主映画制作を始める。95年大阪芸術大学に入学後、熊切和嘉監督と出会い『鬼畜大宴会』(97)にスタッフとして参加。初の長編『どんてん生活』(99)でゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター部門グランプリを受賞。長編2作目『ばかのハコ船』(02)も独自のオリジナリティに溢れた世界観が各地の映画祭で絶賛された。初の35ミリ撮影による『リンダ リンダ リンダ』(05)は、女子高生バンドの青春を瑞々しく描きロングランヒットを記録し、『松ヶ根乱射事件』(06)で第2回KINOTAYO映画祭コンペティション部門に参加。『天然コケッコー』(07)では第32回報知映画賞監督賞、第62回毎日映画コンクール日本映画優秀賞をはじめ数々の賞に輝いた。